当会は静岡県御殿場市にて、発達に凸凹のある子や、気になる子、手のかかる子の育児をしている親御さんに向けて、情報交換や息抜き、相談や共感をし合える場所を提供したくて発足した団体です。
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卒業の時期になると、疑問に思う

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こんにちは。

運営スタッフの、くろまめです。

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長女は、3月に高校を卒業します。

卒業式の時期になると、考える事があります。

それは、

「卒業式での、皆勤者への表彰・または皆勤者への祝辞が、必要なのか」

というです。


我が子の卒業式に、今まで4回出席しました。

自分の卒業式も入れたら、7回出席しています。

出席する度に、モヤモヤと考えていました。




私が、捻くれていて、心が狭いので、そう感じるのかもしれません。

ブログを読んで下さっている方を、不愉快な気持ちにさせてしまったら、すみません。




我が子の友人達にも、皆勤者がいましたが、保護者の1人として、

「すごい!頑張ったねー(^ ^)」

と思います。

個人的に「頑張ったね」と伝えればいいのであって、


卒業式で名前を呼び

校長先生は祝辞を述べ

皆様からの拍手をお願いする


という、学校の考えに違和感を覚えます。



私の個人的な考えですが、

何故、学校は、卒業式というセレモニーで、欠席しなかった生徒・児童を賞賛するのか。

学校は、休まず登校する子供達を

素晴らしい!
ぜひ褒め称えよう!
他のみんなも、休まないようにすれば、表彰・賞賛するからね!

と、学校が考えているから、表彰したり祝辞を述べたりするのだと思うのです。

という事は、

「学校は、行くべき(登校すべき)もの」

という考えがあるからだと思うのです。

「学校は行くべき(登校すべき)もの」

という学校側の考えが、透けて見えてしまう事が、私の違和感の原因なのです。



「学校へ行きたくても、行けない」

「しんどいから、今日は学校へ行かない」

という理由で自宅学習している子供達にとって、受け入れる側である学校の方針が、

「学校は行くべき(登校すべき)もの」

では、子供達と学校との距離は遠くなってしまいます。

子供達の現状と、学校の方針が、ズレている気がします。

「学校や園へ行くのか、休むのかは、本人が選択すべきもの」

「しんどいなら、休んでいいの!」

だと思うのです。



皆勤者への対応は、卒業式の最中でなく、校長室で親子に祝辞を述べるなど、個別にお願いしたい!!

と、3月がやって来るたびに、思っています。



*淵上先生の講演会のお知らせ*

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ご報告したいことはたくさんあるのですが、先ほど見つけたので、まずこれをお知らせさせてください!
 
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明後日の夜ですが、もしご都合がつくのであればぜひ!
西村医院の淵上先生は、凸凹のお子さんだけでなく、育てる親への理解も高く、とても信頼できる医師です。
発達に悩んでいる方、お子さんへの対応の仕方を知りたい方、西村医院への受診を検討している方など、オススメします。

何故、先生が決めるのか

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こんにちは。

運営スタッフの、くろまめです。

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飛行機、飛んでました。

冬は、飛行機曇が綺麗に見えます。

寒いのは苦手だけれど、冬の空は大好きです(^^)



我が家の長女は、今年、大学受験です。

センター試験は終わり、
「思っていたより、点が取れた」
と、娘談。

私立大学の受験・合格発表は終わり、受験した大学は合格しました。

後は、国立大学の受験が残っています。

第1志望の国立大学は、センター試験の結果から考えると、ちょっと無理。

他の国立大学の、同じような学部なら、模試でA判定だったので、合格する可能性が高いのだそうです。

私立大学の合格発表までの、空白の時間に、国立大学の願書締め切り日を迎えるため、担任の勧めもあり、とりあえず願書を出しました。

国立大学を、受験するか、受験しないか。

長女は悩んでいました。



結果、長女は、合格している私立大学へ進学するので、国立大学は受験しないと決めました。

理由は、合格した私立大学へ行きたいから。

第1志望の国立大学へ行けないなら、他の国立大学は、私の行きたい大学ではないので、意味ない。

だそうです。



登校日に高校へ行き、国立大学は受験しないと担任に報告すると、

「とりあえず、受験してから考えればいい。
受験はするように。
旅行だと思って、受験するように。」

と、担任から言われたのだそうな。



さて問題です。

大学受験をして、
合格したら、
大学へ通うのはいったい誰でしょう?

正解は、長女です。



受験して合格したとしても、通う気のない大学を、

宿泊費
交通費
時間
労力

これらを使って、何故受験しなければならないのか。

意味があるのか。

私には、さっぱり分かりません。

受験する前から決めるな、という事なのでしょうか。

何だか、腑に落ちない。

長女の人生の一歩を、第三者が決めていいとは思えないのですが・・・。

「自分の人生、選択するのは自分」

そこに第三者の意思が入ると、何か問題が発生した場合、その第三者の責任と感じます。

先生は、そこまで考えていらっしゃるのか?

生真面目な長女は、悩んでいます。



私は「受験しなくてよし!」と思っていますが、彼女に意見を求められたら、そう答えようと思います。

長女よ。

精一杯悩んで、自分で決めてくれー!!




挫折感たっぷり、からの回復

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おはようございます。

運営スタッフの、くろまめです。

2月初旬に、息子の部活で大切な試合がありました。

試合の1週間前に体育の授業で捻挫をして、ろくに練習出来ない状態で、テーピングぐるぐる巻きにして試合に出ました。

試合会場のコンディションも悪く、踏ん張れない足の状態で試合に出ていたので、まあ、惨敗でした。

治療に通って、何とか1勝したいという気持ちだけで、試合に臨んでいただけに、落ち込みも相当でした。

試合が終わった会場に、息子を迎えに行きました。

車に乗って来た息子、車中に同乗していた私と娘に当たり散らし、雰囲気の悪い車内になりました。


息子「競技場のコンディション悪すぎ」

母「条件は、みんな同じでしょう」

息子「足も痛いし」

母「それでも出るって決めたの、自分ですよね?」

息子「ほかの会場だったら、結果は違っていたかも」

母「・・・・・・・・・」

息子「マジムカつく」

母「・・・・・結果がどうであれ、出ると決めたのは自分ですよ」

息子「そんなこといっても、(グチャグチャグチャ)・・・・」

息子「もう部活辞める。」

息子「部活やっても意味ない。」

息子「お母さんには分かんないよ」

まだ、済ませなければならない予定があり、息子と一緒に車中に居なければならない私と娘は、ダンマリ。

あまりにも態度が悪く、とても一緒に居られないので、

「あなたが試合に負けて悔しいのは、よく分かる。
けれど、今のあなたの態度は、あまりにも酷い。
とても一緒にいる事が出来ない。
君、1人になって頭を冷やした方がいいと思うのだけれど、どうかな?
最寄りの駅で君を下すから、交通費も出すので、1人で家に帰ってくれない?」

と提案しました。

息子は、

「解った。
1人で帰るよ。」

と言って、近くの駅で降りていきました。


息子が降りて行った後、

「お母さんが文句言わなかったら、私がコテンパンに文句言ってた。
でも、もう少し(息子)に逃げ道を作った叱り方じゃないと、気の毒だよ。
お母さんに叱られてる私からの、アドバイス。」

と、娘。

怖い怖い(-_-メ)

良く見てるねー。

反省しますm(__)m


娘と用事を済ませて自宅に帰ると、息子は先に帰宅していました。

息子は、私達が帰宅すると、無言。

なので、私から物申しました。

「君が、大会直前に体育の授業で捻挫して、1週間練習出来ないまま試合に出たのは、
本当に気の毒だと思う。
その1週間も、病院に通い、テーピングをして、やっと試合に出たら惨敗。
残念だよ。
悔しいよね。
でも、私達は、君が悩んで、苦しんで、痛かった上で、試合に出たのを知ってる。
君が、ものすごい努力して、この試合に出たのを知ってる。
良く頑張ったよ。
私には出来ないかも。
それでも、部活辞めるって言うなら止めない。
だけど、一時の感情で決めるのは、良くない。
もう少し、じっくり考えた方がいいんじゃない?
今週の猫カレンダーに、
「迷ったら険しい道を」
って書いてあった。
後で読んでみて。」

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そしたら、息子は、目に涙を貯めて去っていきました。

しばらくして戻って来た息子は、私と娘に、

「さっきは態度が悪くてすみませんでした」

と謝っていました。

その後は、いつも通りの息子でした。

ここで私の反省点が分かるのですが、話を聞く時の基本である
「相手の気持ちを汲む」
これが、身内では出来ないのです!!!

車中で、息子に、
「痛い足で、良く頑張ったね」
と、一言伝えていれば、違う展開になっていたはず。

私、大いに反省しました。

あと、相手から理不尽な怒りをぶつけられている時には、物理的に距離を開ける!!

お互いに言い合いをすればするほど、冷静になれなくて、傷が深くなります。

お互いに、距離が開けば冷静になれます。

私にとって、反省の多い出来事でした。


ちなみに、息子は、毎日部活頑張ってます。

自分で選択して、出た結果は、どのような結果であれ、受け入れられます。

気持ちの切り替えも出来る。

無駄な事はないから、何事も経験。

未来の自分への、糧にして欲しいです。

何かあったらしい

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おはようございます。

運営スタッフの、くろまめです。

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我が家の猫は、警戒心が足りないようです。



学校から帰って来た息子、急に、

「俺の発達障害について、具体的に分かる物ある?」

と、私に言ってきたのです。

たまたま早く帰って来て、夕食を食べていた夫と私、アイコンタクトをしてから頷くと、私の書き留めているノートを、息子に渡しました。

そして、

「このノートには、君に困った出来事が起こった際に、いろいろな場所に相談した記録です。
だんだん書く事が減っているのは、君が困るような出来事も減っているからです。
気をつけて欲しいのは、幼児の頃から今までの出来事が書いてあるので、今の君に当てはまらない部分もある事。
そして、君が読んで不愉快な思いをするかもしれない。
それでも読みますか?」

と、息子に説明しました。

息子は、

「それでも読みたい。
あと、高校生の発達障害について書いてある本、あったら読みたい。」


リビングで、息子がノートを読んでる間、台所で片付けをしていました。

片付け終わってリビングに戻ると、息子から、

「ノート読んで思ったんだけど、俺、周りに結構な迷惑掛けてた。
昔の俺、ヤバいな。」

と言うので、

「ノートを読んで、昔の俺ヤバい!と、今の俺が言う事が出来てる事に、私は感動するよ。
いろいろな事があったけれど、周りの皆さんのサポートがあったからこそ、今の君がある。
君自身が、積み重ねた経験と時間があるから、今の君がある。
過去の君も、大切なのだよ。
ヤバい俺、と思ったかもしれないけれど、ヤバい俺がいたからこそ、今の君がいる。
その事を忘れないで欲しい。」

といったら、息子、涙をジワっとさせながらコタツ布団を被りました。



私が別室にいる間も、他の本3冊を読んでいたようで、本の内容について、いろいろ質問されました。

「こだわりの強さは、今の自分には無いように感じるけれど、どうなの?」

「気持ちの切り替えは、今でも上手くいかないなー。」

「周りとコミュニケーションを取るのは、苦手・・・・。」

などなど。

息子から質問される度に、その都度、私の意見・経験を元にした見解を伝え、息子は納得していました。

学校で何があったのかは、聞いていません。

ですが、

息子自身が、自分を分析・理解して、より成長したいと思っているのは、強く感じました。



息子が、本を持って自室に戻ろうとしていた時に、

「S先生(医療機関の担当・臨床心理士)に、久しぶりに会って話してみたい。
俺、自分の事を分かって来たから話してみたいし、臨床心理士に興味が出た。」

と一言。

思わぬ言葉にびっくりしたけれど、

「S先生、今の君の言葉を聞いてたら、きっと喜ぶ。
お忙しい先生だから何とも言えないけれど、病院に連絡してみるよ。」

と返事をしました。

日々、変化していく息子に驚きます。

頑張れ、息子!!

母は応援するぞ!!



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