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こんばんは。

運営スタッフの、くろまめです。

「選択することの難しさ、大切さが分かる③」を、書きたいと思います。


息子が悩んでいる間、密かに、くろまめVSくろまめ夫の、全面戦争が始まっていました。

私は、息子の決定を、何でも受け入れると決めていました。

しかし、くろまめ夫は、違っていたのです。

「合格する可能性の低い、息子の第1志望校を、落ちる覚悟で受験させるのは反対だ」

と言うのです。

くろまめ夫の気持ちは、分かります。

でも、私は、息子に納得して、迷いなく高校受験して欲しかった。

夫婦の意見は平行線で、どちらも譲れませんでした。

数日後、塾で模試の結果を聞いて、帰って来た息子は、

「志望校、決めたから。
〇〇高校(第1志望校)受けない。
△△高校(第2志望校)受ける。
併願は✕✕高校にするから。」

と、スッキリした顔で、あっけらかんと言うのです。

息子は、

「模試の結果だと、第1志望校は難しいって、数字で出てるから、やっぱり受験しない。

塾長が、高校の一覧表を見せてくれて、

「◯◯高校(第1志望校)を受験するという、◯◯(息子)の、チャレンジしてみたい気持ちは、よく分かる。

でも、この表(↑の画像)を見てみろ。

受験して、不合格になる可能性が高いのは、たったこれだけ。

残りは、受験すれば、合格出来る可能性がある学校だ。

勿体ないと思わないか?

◯◯(息子)の決めた事は、(塾長)も、ご両親も、全力で応援する。

ただ、受験はやり直しが出来ない、一発勝負だ。

よく考えろよ」

って言われた。

塾長に言われて、俺、冷静になった。

◯◯高校(第1志望校)落ちてもいいから受験しようと思ってたけど、やっぱり受験しない。

落ちるの嫌だし。

△△高校(第2志望校)受験して、併願で、私立高校受けるよ。」

と言いました。

夫婦で、ポカーンとしながら、

「分かった。
全力で応援するから、がんばれ。」

と言うのが精一杯でした。



親でない、第三者の助言は、冷静になって聞く事が出来るんだ!という事を、改めて実感しました。

そして、「高校一覧表」という視覚的な方法で説明して下さった、塾長に感謝です。

夫婦の静かな戦いは、あっけなく終わりました(´Д` )

息子には、

「第1志望校を受験出来ないのは、残念だけと、今まで、目標に向かって努力してきたからこそ、高校を選択できるんだから、よく頑張ったよ!」

と伝えたら、少し涙していました。

やっぱり、悔しくてたまらなかったんだなーと、思いました。

よく乗り越えたと思います。

息子は、大きな決断を、自分で下しました。

そして今は、受験に向かって、必死で勉強しています。

彼自身が決めた事に向かって、努力しています。

どんな結果が出ても、彼は受け入れるでしょう。

息子自身が、選択した結果ですから。



大人は、子供に安全な道を進んで欲しいので、子供の考えを誘導したり、強制したり、親自身が無意識のうちに、子供の判断を変化させてしまいがちです。

今回、学校と塾に、家庭からお願いしていたのは、

「息子の意思を曲げないで欲しい」

「アドバイス、情報は欲しいが、強要しないで欲しい」

という事でした。

子供自身が決める事に、大きな意味があります。

自分で決めた事なので、誰のせいにも出来ない、どんな結果になっても、自分で受け入れなければなりません。

そして、その結果を乗り越えて行くのです。

私にも覚悟が必要ですが、息子の決断を尊重し、受け入れていきたいと思っています。

どんな結果になっても・・・。


これにて、息子の選択、決断するまでは、終了です。

長い文章を読んで下さって、ありがとうございました(^^)/